
- 2025.05.17
- コラボ
スティーブさんのサンバー拝見
TOPハードカーゴマガジンスティーブさんのサンバー拝見
- 2025.05.17
- コラボ
スティーブさんのサンバー拝見
日本びいきの在米YouTuberが
スバル製サンバーを愛するワケ
日本車が海外のクルマ好きから人気となり久しいが、その中でもとくにマニアックな人気を誇るのが軽自動車。
ビートやカプチーノ、アルトワークスといったミニマルスポーツカーなど
日本でも希少とされる軽スポーツカーのみならず最近では軽トラックも大人気である。
今回ご紹介するのは日本びいきのアメリカ人YouTuber
“スティーブ的視点”のスティーブさんが所有するハードカーゴ仕様のサンバーだ。
TOPIC 01
マニアックなJDMとして
アメリカのモノ好きに愛され軽トラック
日本独自の規格“軽規格”に収まるコンパクトなボディサイズと、荷物を近所や広大な敷地内を走るのに必要十分なパワーを兼ね備えた軽トラックは、ATV(オールテレーンバギー)の代用としてアメリカでニッチな人気を獲得。とくにロサンゼルス郊外のロングビーチ港から一時間ほどの洋上に浮かぶサンタカタリナ島では、住民の足やワークホースとして重用されるなど太平洋の向こうでもその姿を見かけることが出来た。
さらに近年、JDM(ジャパニーズ・ドメスティック・マーケット)という名前で、海外からみた“日本仕様”のカスタムが人気になったことで、好きモノたちが25年ルールをパスした右ハンドルの軽トラックをコンテナ船に乗せ、ホビーカーとして迎え入れるなんて事例も少なくない。
今回のハードカーゴマガジンでご紹介するスティーブさんは『スティーブ的視点』というチャンネル名で、アメリカの日本車事情や、日本の大きなモーターショーの模様を紹介する日本びいきのYouTuber。サンバーやアクティ、サニートラック、ハコスカなどなどを所有する日本車フリークである。

TOPIC 02
某人気マンガの影響をうける
サンバートラックをコレクション
スティーブさんの所有するサンバーは、1990~1999年まで販売された5代目。よもや元ネタについては説明不要のロゴをデカデカと貼り付け、日本カルチャー愛を猛烈にアピールする。ちなみにこちらのサンバーは友人から譲り受けた個体で(デカールは前オーナーが貼ったモノ)、スティーブさんの元に渡ってから最新の“軽トラJDMカスタム”としてハードカーゴのキャリアや、ヨコハマ・ジオランダー×MLJのホイール装着といったカスタムが行われている。


ハードカーゴ製のキャリアラックの特徴は、ほぼすべての年代の軽トラに装着出来ること。よって、旧型のサンバーにも問題無くジャストフィット。キャビン上部に及ぶキャリアラック前側には、オプションパーツのハードカーゴバスケットをセットしたほか、IPF製のライトも装備。足元はジオランダーX-AT(145R/14C)とMLJのラギッド(14×5J IN45)をセットする。マッドフラップもハードカーゴオリジナルのアイテムとなる。

写真(右):マッドフラップ

日本びいきのアメリカ人YouTuber スティーブさんとは?
YouTubeチャンネル「スティーブ的視点」を運営するスティーブさんは、生粋の日本車&カスタムカー好き。サンバーのほかにもオバフェンを装着したにも関わらず豪快ハミタイしちゃうアクティも所有している。スティーブさんの動画には、アメリカで出会った日本車が多数登場。彼の所有する車両のカスタムの様子なども公開中だ。
こちらの記事は『カスタムCAR 2022年6月号』の記事を、一部加筆したものです。記事中の内容は掲載当時のもの主としております。
写真/リース・タイリー・ブラウン 文/カスタムCAR編集部