軽トラックを使った「ミニトラックライフ」 Vol.01
2022.03.01
ミニトラックライフ
アウトドア

軽トラと自分の腕で“男の夢”を実現。
自分と仲間の遊び場=秘密基地を製作中!

TOPコラム軽トラと自分の腕で“男の夢”を実現

2022.03.01
ミニトラックライフ
アウトドア

軽トラと自分の腕で“男の夢”を実現。
自分と仲間の遊び場=秘密基地を製作中!

大自然の中に、自分たち用のキャンプサイトや
焚き火スペースをこしらえる。
そんな男の夢の詰め込んだ究極の“遊び人”とも呼べる人。
今回取材に訪れた山の奥地以外にも、大阪市内に「SECRETBASE」という秘密基地を構える渡邉さん。
その自然人であり自由人の
とある一日に密着させてもらった。

TOPIC 01

山の中に自給自足が可能な
自分達だけの居場所=キャンプスペース
を製作中。

渡邉さん

いつかそういう時代が必ず来るからね。そういうときにちゃんと身を守れるようにと開拓している。クルマに備えがあれば災害時にだって使えるし。しかもこの軽トラは日々楽しみながら使えるしね。

大自然のパワーを満喫しているからか、自分らしい人生を謳歌しているからなのか、かつてはF150やフォード・ブロンコ、グランドワゴニアなど数々のマニアックな車両を愛車としていた渡邉さん。設備会社を経営し数多くの社員を抱える身をあっさりと手放し、50代半ばで早期リタイアを敢行。今は精力的に山に入り、自分の夢と格闘中だ。
彼の愛車は、知り合いからもらった自分でアーミーグリーンにハケ塗りしたホンダ・アクティトラック。今はこれが唯一の足だ。いや、正確には初代セローと80年代のヴィンテージハーレーも手元にはあるが、こちらは趣味だという。

渡邉さんの愛車(ホンダ・アクティトラック)

TOPIC 02

基本、楽しくないとね。

渡邉さん

今は子どもも独立して手が離れてね。ガキの頃からキャンプはしていましたよ。野営が好きだったから。
今は週一で野営しているね。よく行くエリアは能勢かなぁ。特に今ハヤリのキャンプ好きってわけじゃないから最新のギアや特定のブランドにはこだわっていないけど、でも機能的であることと、おしゃれであることは自然と気にしているんだろうね。実は小学生の時に淀川の河川敷に秘密基地を作ったりしていたから。その延長でキャンプにハマったかな。笑

昔はワゴニアで雪山にも行っていたし。もちろん国産車にも乗りましたよ。デリカやパジェロとか。でもやっぱり基本4WDじゃないとダメみたい。笑。今は街でフェラーリに乗っている人を見てもなんもカッコイイと思わなくなって。それより遊びにも仕事にも使える軽トラはイイよね。このキャリアが付くだけで本当にカッコイイと思ったね。
このハードカーゴのキャリアやタープテントなどはインスタやYouTubeで見つけてね。“めっちゃカッコイイやん”てなったんですよ。

左:ハードカーゴ キャリア、右:ハードカーゴ ルームテント

渡邉さん

見てのとおりアメリカかぶれしてるし、軽トラも見ようによってはピックアップみたいなもんでしょ?このサイズだと未開拓の山道もガンガン入れるし。このアクティトラック、気に入っているんですよ。顔つきを横からみると昔のダッヂバンっぽくてアメ車っぽいし。笑
昔はデカいアメ車が好きだったけど、今は軽トラでどこにでも行きますよ。この軽トラの塗装も、天気のいい日にペーパー掛けして脱脂して、マスキングしてハケで塗って。1日で完成ですよ。でも、この塗料が凄くて、山の中を切り開く時に狭い林道を通る時に木の枝がガンガン当たるんだけど全然ハゲなくてね。

渡邉さん

キャンプの基本は景色だね。今は海よりも山派です。昔は波乗りもしたしジェットスキーのフリースタイルもやっていた.
プレジャーボートなんかもやっていたんだけどね。笑
飯は簡単だよ。鍋やパスタ、焼き物をするかな。それよりはゆったりとのんびりする方がいい。コーヒー淹れてのんびりする時間がイイよね。

チェーンソーを動かす手を休め、渡邉さんは我々取材スタッフにも慣れた手つきでコーヒーを淹れてくれた。至福の時だ。
『キャンプで使う食器もペーパーとウェットティッシュでササっと拭きあげちゃうから。』と、イマドキな『映える』演出や見かけは気にしない。自然体に自分流を貫いているのが逆にこちらも心地いい。

TOPIC 03

自然な地形を生かして、空間を作りたい。

渡邉さん

ハードカーゴ は、キャリアとバスケット、サイドオーニング、ルームテントを昨年春頃から順番に買い足していったかな。キャリアは足場板を積んだりするのに便利でね。これの魅力は昔から知っていたよ。サイドオーニングで展開するルームテントは今日が4回目くらいかなぁ。今日はこのままココで寝ますよ。コットを引いてね。寒いけど灯油ストーブもあるし。
今の趣味はバイクと山の開拓。何もないところに山の地形とかを生かして空間を作りたいんですよ。
軽トラの荷台にもうひとつテントを広げればココと並びで2部屋がキープできるわけでしょ? 楽しいよね。
このハードカーゴのテントは気にいっているんだけど、冬場は外の景色が見たいんだよなぁ。だからクリアな窓を付けて欲しいかな。雪が降るくらい寒いと開けられないからね。でも外の景色は見たいしね。それと、天井にランタンを吊るせるフックが欲しいかなぁ。その2つだけリクエストしたいね。笑

チェーンソーを颯爽と使いこなし、今日の薪を現地調達しながら、一歩一歩自らが思い描く理想郷を作り上げて行く。誰に頼ることなく、自らの手で山を切り開く。
身体がバリバリ動くうちに早期リタイア…ってのは同世代を生きる我が身を振り返れば超憧れる生き様。本当に夢がある。
ココには男の夢が詰まっている。同じく秘密基地に夢を詰め込んだ同世代の自分には、遊びも仕事も理想の居場所は自分で作っている=渡邉流の生き様は眩しすぎた。

PROFILE

渡邉さん
ある人が所有する秘密の山を、自分達で木を切り開き、遊びながら開拓して、アボガドやキュウリなどの野菜を作って自給自足する。今後はニワトリ小屋も作って、そこで鶏を育てタンパク質を摂取できるようにする予定なのだとか。遊びの延長とはいえ本気で遊び切る姿に憧れる。

PICK UP

軽トラ×ハードカーゴで
さらなる機能性を追求。

未整備の山を開拓するのに大活躍の軽トラ、アクティトラック。
こんな急勾配をものともしないのは4WDだからこそ。
アクティトラックの荷台にはコンテナが7つ、ルーフ側に2つ(こちらにはハードカーゴ のテントを収納)。
その日使用するギアをコンテナごとに放りこむだけで荷詰めが完了するから軽トラは実に機能的だ。
サイドオーニングを広げ、手早く着々と本日の基地を作っていく。イマドキのキャンプ形式にはない、そんなひとりの作業にも心惹かれる。

地面をユンボで掘り起こし、一段低い状態にしてから円形状に石を組み上げて作ったオリジナルの焚き火スペース。焚き火が進むと周りの石が熱を持って遠赤外線効果もあるのだとか。横風の影響も受けにくく、火事にもなりにくい。ただし、ここまで石を組み上げる作業は過酷だ。
サイドオーニングを利用したルームテントの内部は非常に機能的にレイアウトされる。コットの向こう側の軽トラの荷台に即アクセス可能というのもサイドのアオリが倒れる軽トラならではの魅力だろう。

サイドオーニングを利用したルームテントの内部は非常に機能的にレイアウトされる。コットの向こう側の軽トラの荷台に即アクセス可能というのもサイドのアオリが倒れる軽トラならではの魅力だろう。

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